はじめに:お客さんのアイデアって、最初はふわっとしている
商談をしていると、お客さんから「こういうことができたらいいな」という話が出てくることがあります。
でも最初はだいたいふわっとしていて、「具体的にどんなシステムですか?」と聞いても「うーん、まだそこまでは…」となることが多い。
そのふわっとしたアイデアを、その場でAIと一緒に具現化してあげると、商談の雰囲気が一気に変わった、という話です。
やったこと:その場でAIに投げた
お客さんが話していたのはこんな内容でした。
「現場にカメラを置いて、なんか色々わかるようにしたい」
漠然としていますよね。でもこういうときに「具体的には?」と聞き返してもなかなか進まない。そこでその場でAIに投げてみました。
「製造業の現場にカメラを設置して『色々わかるようにしたい』というニーズがあります。どんなことが実現できるか、具体的なユースケースをいくつか挙げてください」
返ってきたのは、稼働率の可視化、不良品の自動検知、入退室管理、作業員の動線分析、などのユースケースのリストでした。
それをそのままお客さんに見せながら「こういうことが技術的には可能なんですが、どれが近いですか?」と聞いたら、「あ、これとこれかな」とすぐに絞り込まれていきました。
なぜ効くのか:「言語化の壁」を外側から崩す
お客さんが「ふわっとしている」のは、やりたいことがないわけじゃなくて、言葉にする前の段階にあることが多いんですよね。
AIが複数のユースケースを並べてくれることで、「そうそう、これ」という反応が生まれやすくなる。自分で言語化するよりも、選択肢の中から選ぶ方がはるかに簡単だからです。
営業としては、お客さんの課題を引き出すのが仕事のひとつですが、AIがその補助をしてくれる感覚があります。
応用:議事録と組み合わせるとさらに使える
この使い方は、商談後にも活かせます。
議事録にお客さんの「ふわっとした発言」をそのまま書き留めておいて、後でAIに「この発言から考えられるニーズと、次回提案できる内容を整理して」と投げる。そうすると次回商談の準備がかなり楽になります。
商談中の発言(ふわっとしたまま記録)
↓
AIに「ニーズ整理+提案候補」を出させる
↓
次回商談の叩き台として使う
お客さんが言いたかったことを自分より先にAIが整理してくれる、という感覚が面白いです。
まとめ
「ふわっとしたアイデアを具現化する」という作業は、以前は経験やセンスに頼るしかない部分でした。でも今はAIと一緒にその場でやれるようになっています。
お客さんの発言をそのままAIに渡して、選択肢を広げてから絞り込む。このプロセスが商談のテンポを変えてくれます。
「何でもできます」より「これとこれとこれ、どれが近いですか?」の方が、お客さんが動きやすい。それをAIが手伝ってくれるようになったのは、営業として素直にありがたいと思っています。
※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。個人の体験に基づく内容であり、効果には個人差があります。

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